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しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅

女性ひとりでも楽しめるしまなみ海道×二輪車の旅
計画に役立つよくある質問をまとめました

本州と四国を結ぶ橋ルートで唯一、自転車や原付バイク(125㏄以下)でも通行できる「しまなみ海道」。初心者のサイクリングやランナーから原付バイク旅まで幅広い旅人が訪れます。このウェブページでは、おすすめの観光情報に距離や所要時間、便利なレンタサイクルのシステム、オススメの定番サイクリングプランなどなど、しまなみ海道サイクリングや原付バイクツーリングの楽しみ方を、現地の自転車旅行ガイドでもある「なみトみなと」スタッフがご紹介しています。さあ、レンタサイクルを借りて1泊2日しまなみ海道縦断の旅に出かけましょう。今、まさに “しまなみ海道サイクリング” を計画中のゲスト様に向けて情報発信中!

最新の情報は各公式ホームページ等を必ずご確認ください。

作成:2018.10.7
最終更新: 2024.8.29
Author: Yoshi

はじめに

しまなみ海道って?

 

広島県と愛媛県を結ぶ瀬戸内海縦断ルート

国内外からサイクリングを楽しむ旅行者が訪れる

空と海と島が織りなす絶景を楽しもう!

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道の場所

 

「瀬戸内しまなみ海道」は広島県尾道市と愛媛県今治市の6つの島を橋で結び、瀬戸内海を縦断する「島と海の道」。レンタサイクルで島々を巡る「しまなみ海道サイクリング」が、有名な観光地を訪れたり、鉄道やバスで移動したりといった今までの旅行スタイルとは違った楽しみ方ができると話題のエリアです。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:多島美と美しい橋が織りなす風景
多島美と美しい橋が織りなす風景

 

岡山県から香川県へとかかる「瀬戸大橋」など、本州と四国を結ぶ橋ルートは3つありますが、その中で「しまなみ海道」だけが唯一、徒歩や自転車・原付バイク(125㏄以下)でも渡ることができます。高速道路には「西瀬戸自動車道」という別名がありますが、サイクリングロードは橋の上では高速道路の横の専用道を、島では一般道や自転車専用道を走ることになります。

 

【イラスト】しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道の島と橋

 

広々とした空、穏やかな海、数えきれないほどの島々が織りなす「しまなみ海道」は、「世界7大サイクリングロード」にも選ばれるなど、国内外問わず多くの観光客が自転車や原付バイクでの旅を目当てに訪れています。季節や時間帯によって表情を変える島々の風景に魅せられ、リピーターも急増しています。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:サイクリングのイメージ
[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:サイクリングのイメージ
[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:サイクリングのイメージ

 

レンタサイクルやブルーラインの道案内、休憩スポット「サイクルオアシス」や出張パンク修理サービスなど、しまなみ海道では、サイクリングを気軽に楽しめる環境が全国トップレベルで進んでいます。「自転車旅行が初めて」「スポーツ自転車が初めて」「女性一人旅」でも気軽に自転車旅行を。絶景の中、風を切って走り抜ける気持ちよさは格別です。

 

初心者の女性でも大丈夫?

 

女性ひとりでも安心の充実したサイクリング環境

乗捨て自由な公共のレンタサイクルがおすすめ

トイレや休憩場所、トラブル対応の整備も進んでいる

 

「しまなみ海道」では自転車旅行が初めてでも安心してサイクリングを楽しめる仕組みやサービスがとっても充実しています。かつては普段からサイクリングを趣味にしている旅行者(割と上級者)が多かったのですが、ここ数年で整備が一気に進み、スポーツ自転車初心や女性のひとり旅なども一般的になっています。例えば、どの島でも乗捨てができる便利なレンタサイクルの仕組みは、気軽にサイクリングを楽しみたい旅行者や海外のバックパッカーにも「とても便利」と評判です。

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:レンタサイクルのターミナルマップ

 

どこでも借りられて、どこでも返せるので、「今治でレンタサイクルを借りて、尾道で返却」「途中の島でレンタサイクルを返却して、あとはバスで移動」「ひとつの島だけ一周したい」といった自由な使い方ができます。女性の一人旅ではサービスが充実したこのレンタサイクルを利用がおすすめですよ。レンタサイクルの借り方などについては後の章で詳しくご紹介しています。

 

しまなみ海道での原付バイクのレンタルサービスは、まだまだ発展途上。しかしながら、いくつかの原付バイクレンタルサービスも開始していて、尾道や松山市内で借りてこのエリアをツーリングする方が多いです。

 

また「しまなみ海道」のサイクリングルートには、道路に水色の誘導線 <ブルーライン>が引かれていて、目的地までの距離や方向を示してくれるので、道に迷う心配はご無用。迷子になりやすい分岐点には看板や地図が設置されています。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ブルーラインやサイクルオアシス
ブルーラインやサイクルオアシスが旅をサポート

 

女性サイクリストによく聞かれる「しまなみ海道でトイレはすぐに見つかりますか?」という質問。実は公衆トイレや道の駅やコンビニ以外でも、島の飲食店や農家さんなどがボランティアで担う休憩所「サイクルオアシス」でお手洗いを借りることができます。しまなみ海道エリアのサイクルオアシスの数は何と100ヶ所以上!場所によっては給水や空気入れ貸出のサービスもあります。

 

「自転車の具合がおかしい」「パンクしてしまった」などのトラブルには、島の自動車整備工場などがボランティアでサポートしてくれる「島走レスキュー」におまかせを。大三島の「WAKKA」など、地元企業による出張修理などのサイクリングサポート事業も登場しています。もしレンタサイクルを借りていて自転車にトラブルが起きた時はまずターミナルへ連絡してみましょう。このようにしまなみ海道ではトラブル対応の仕組み整備も進んでいます。

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

計画と準備

1日で走ることができる?

 

最短ルートでも全長70~80㎞もある!

自転車で1時間に進めるのは10㎞くらい

1泊2日以上でのんびりと楽しみたい

 

最短のルートでも全長70~80kmの距離がある「しまなみ海道」。数字だけではいまいちピンとこないかもしれませんが、自転車で1時間に進める距離は10~20㎞程度。数十kmという距離を自転車で走破しようとするとそれなりの時間がかかりますが、普段は買い物や通勤で乗るくらいの方でも、1日あれば走り切れなくはない距離ではあります。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:サイクリングで1時間に進める距離イメージ

 

ただし、しまなみ海道は最初から最後まで「平坦な道」というわけではありません。島と島をつなぐ橋を登り降り、島内の走行ルートには峠道があることも。「地図を見て、ずっと平坦だと思っていた」「高速道路みたいにすんなり橋を渡れると思っていた」とサイクリング後の感想も耳にすることが少なくありません。

 

 

女子旅プラン①島に1泊して1泊2日で縦断!

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道の島と橋
[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:2日間に分けて初心者サイクリング

 

島々を思いっきり楽しむなら、無理して1日で走り切るのではなく「2日以上に分けてゆっくり走る」のが絶対におすすめ。1日の距離が短くなった分、寄り道やカフェ巡りも大胆に満喫することができます。大三島や生口島あたりで一泊する方が多いですよ。

 

 

女子旅プラン②ノープランで行ける所まで!

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:女子旅サイクリングのノープランプラン

 

1日しか旅程に余裕がない方でも、しまなみ海道サイクリングは存分に楽しむことができます。そんな時におすすめなのが、今治をスタートして行ける所まで走ってバスや船で尾道を目指すプラン。リタイヤしやすいターミナルだけ事前に確認しておけば、時間やルートも気にせずに自由気ままに走ることができます♪

 

原付バイクのツーリングであれば、1日150km~250kmくらいの距離は走ることができます。各島にはガソリンスタンドもあるので、途中で給油も可。今治から尾道まで往復できる距離ですし、外周コースや展望台へ行ってみるなど自転車より行動範囲は広がりますね。

 

<実際にあった初心者女子サイクリング旅程の例>

1泊2日縦断プラン: JR今治駅でレンタサイクルを借りて今治・波方を散策し「なみとみなと」1泊 → しまなみサイクリング前半40km・大三島の民宿「なぎさ」で1泊 → しまなみサイクリング後半40km・尾道駅でゴール!時間が余ったので映画と猫と坂道の町、尾道を観光!

ふらっと1日プラン: 「なみとみなと」1泊 → 「サンライズ糸山」でレンタサイクルを借りてしまなみサイクリングへ → 大島と伯方島で意外に時間がかかったので大三島「上浦レンタサイクルターミナル」で乗捨て → 「大三島BS」からバスで尾道へ

尾道スタートプラン: 尾道駅前「尾道港」でレンタサイクルを借りてしまなみ海道へ → 大三島や生口島のゲストハウスで1泊 → 「なみトみなと」でゴール!走ってきた島々を眺めながらのんびり過ごす♪

 

計画を立てるのが不安?

 

自由に旅の行程を考えるのも旅の醍醐味。とは言え、初めて行く土地で、しかも初めての自転車旅。どのくらい進めるものなのか、自分の立てた計画で果たして問題なく旅ができるのか。不安は尽きないことと思います。

 

自分で計画を立てるのは苦手という方、まずは失敗しない黄金コースで間違いのない旅をしたいという方は、地元自転車旅行ガイドがモデルコースを厳選したガイドブック『しまなみ島走PLAN』を入手しましょう。

 

[広告バナー]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:サイクリングのプラン集しまなみ島走PLAN

 

「しまなみ島走PLAN」に掲載されている尾道出発8本、今治出発8本の計16プランから、日程や体力から自分に合ったプランをチョイス。初めてのしまなみ海道の自転車旅行を大満喫しちゃいましょう。

 

 

季節はいつがいい?

 

1年中サイクリングを楽しめる温暖な気候

シーズンによって楽しみ方に違いあり

冬場の日没時間は要チェック

 

「しまなみ海道」が架かっている瀬戸内海周辺は年間を通して比較的温暖な気候地域。冬季でも積雪していて走れない、ということはありません。気温的にも走りやすい春&秋はやはりしまなみ海道サイクリングのハイシーズンです。特にゴールデンウィークなどの連休や学生さんの夏休み期間中はサイクリング目的で訪れる人で賑わいます。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:瀬戸内海の春夏秋冬イメージ
季節や時間帯によって違った風景を楽しめる

 

5月は柑橘の花が咲き誇り、ジャスミンにも似た香りが島を包みます。愛媛といえば「柑橘」を連想しますが、種類も実に豊富。12月から6月上旬くらいまで、収穫時期の異なる柑橘類が入れ代わり立ち代わり店頭に並びます。柑橘大好き!な方は、ぜひこの時期にしまなみ海道へ!

 

[グラフ]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:今治市の平均降水量

*1981~2010年各月の平均、気象庁公開のデータより作成。

 

しまなみ海道のある瀬戸内海エリアは一年を通して、雨の日が少ないことで知られます(参考:月平均降水量 東京 127.7mm 今治 101.6mm)。6月中頃~7月初めの梅雨シーズン以外では、台風など特別な天候を除けば、一年中サイクリングを楽しみやすい気候です。冬場も雪が降ったり積もったりすることは滅多になく、尾道周辺では朝方に雪が積もることがあっても日中には溶けています。

 

<夏場のツーリングの良い所と注意点>

良い点:日照時間が長いので、余裕をもった日程が組める。
注意点:屋根がある場所が少ないので、熱中症や日焼け対策が必須。

<冬場のツーリングの良い所と注意点>

良い点:空気が澄んで、島や水平線がくっきり鮮明で美しい。
注意点:外灯が少ないので落日時刻をあらかじめチェック。

 

 

サイクリングの服装は?

 

本格的なサイクルジャージでなくてOK

カジュアル&スポーティに決めよう

ヘルメットは絶対にかぶった方がいい

 

快適で安全なサイクリングには当然のことながら動きやすい服装であることが大切です。本格的なサイクルジャージをわざわざ購入しなくてもカジュアル&スポーティな服装であれば十分と思います。やはり膝回りや太もも回りでストレッチ性のある動きやすいものをチョイスしましょう。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:女子旅サイクリングの様子
スポーティな服装なら何でもOK

 

しまなみ海道のレンタサイクルではヘルメットを無料で借りることができます。安全のためにも絶対に被ったほうがいいです。またスポーツ自転車はギアやチェーンがむき出しな場合が多く、長ズボンの裾巻込みにご注意を。サイクリング用の裾バンドを使う or スパッツなどフィットしたものを履いていると安心です。

 

[グラフ]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:今治市の平均気温

*1981~2010年各月の平均、気象庁公開のデータより作成。

 

しまなみ海道エリア(今治市)の月ごとの平均気温をグラフにしてみました。灰色の網掛けは、日最高気温と日最低気温の幅を表しています。1年を通して温暖で過ごしやすい気候です。

 

<夏季の服装>

綿素材よりも速乾性素材のウェアがGOOD。日焼け対策は万全に。ハーフパンツやタンクトップなど肌の露出は出来る限り避けたいです。靴は個人的にはKEENのサンダルシューズを愛用していますよ。

<冬季・春秋の服装>

インナーに保温性、透湿性の高い素材を。天候や気温に応じインナーを選び、重ね着するのが◎。坂道では汗ばむこともあるので、上着は脱ぎ着しやすいものに。原付バイクでは身体を動かさないのでかなり冷えます。防風防寒の完全装備で。

 

<あると便利>

サドルカバー: サドルに被せるクッション性のあるカバーで自転車屋さんやネットで購入可能。ロングライドによるお尻の痛みを軽減してくれます。サイクルパンツよりも安価です。

サイクリング用手袋: 長時間のサイクリングによる路面からの手への負担を軽減してくれます。掌側にパッドやゲル状の厚めのものがおすすめ。グローブ焼け対策には手首まで覆う長めのものを。

てぬぐい: 生地が薄く、長方形サイズの手ぬぐいは、頭部に巻いてヘルメットを被れば汗止めに使える。すぐに乾きタオル替わりにも。繊維に沿って手で破けば包帯の代用にもなります。1、2枚持っていると何かと重宝します。

チャック式密閉袋: スマホやお札など濡れて困るものの防水対策に。

 

レンタサイクルは?

 

しまなみ海道の公共レンタサイクルが便利

坂道も登れるスポーツタイプの自転車がGOOD

1日2000円ほどで気軽に借りることができる

 

しまなみ海道では自転車旅が初めての方でも気軽にサイクリングを楽しめるように、レンタサイクルのサービスの整備が進んでいます。サイクリングを目的に訪れる方の半数ほどが、レンタサイクルを利用しているようです。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:レンタサイクルを借りている様子
レンタサイクルを借りてしまなみ海道へ

 

しまなみ海道の公共レンタサイクルは、今治や尾道、途中の島にある計13ヶ所のターミナルで乗捨てOK。自分の体力に合わせてサイクリングを楽しめます。坂道でも走りやすいように、ママチャリとも呼ばれる<シティサイクル>よりも、変速ギアが何段もついている<クロスバイク>や<マウンテンバイク>と呼ばれるスポーツタイプの自転車が快適で、初心者でも乗りやすいのでおすすめです。

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道のレンタサイクルターミナル

ご注意:今治港、大島宮窪、大三島RTは廃止され、今治駅臨時RTは今治駅サイクリングターミナルとして新設されました。

 

しまなみ海道の公共のレンタサイクルは1台につき1日3,000円で借りることができます。また、借りる際に預ける保証料金1,100円は、借りた同じターミナルもしくは同じ島内のターミナルに返却した場合のみ返金される仕組みです。つまり「保証金=乗捨て料金」と考えてもらうと分かりやすいと思います。電動アシストやタンデム自転車は料金が異なります。

 

貸出料金 3,000円 / 日
保証料金 1,100円 / 台

※大人料金。クロスバイクやシティバイクなど。

 

繁忙期やイベント開催時以外は予約ができる場合も。事前予約分の自転車には台数に限りがあり、基本は当日の先着順で借りるシステムです。現在、尾道側でも今治側でも公共のレンタサイクルの予約・受付窓口は「一般社団法人 しまなみジャパン」となっています。

 

一般社団法人 しまなみジャパン
愛媛県今治市別宮町1-4-1 今治市民会館3F
TEL: 0848-22-3911

 

なお、しまなみ海道の公共レンタサイクルではターミナルによっては「電動アシスト自転車」を借りることもできますが、「途中のターミナルで乗捨てができない」「バッテリーの都合で6時間以内まで」などの制約があるので事前に確認しましょう。

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:なみトみなとからサンライズ糸山へ

↑バス運賃が130円から140円になっています。

 

ゲストハウス「なみトみなと」は、しまなみ海道サイクリングロードの入り口や、中央レンタサイクルターミナル「サンライズ糸山」へも近い立地。なみトみなと最寄りバス停「玉生八幡神社前」から「公園前」バス停までの時刻表はこちらです。

 

波方ループ線 ⑤今治~小部~波方~今治 渡し場経由(運賃140円)

バス停※1※2
玉生八幡神社前7:5810:5412:5414:5416:5418:59
公園前8:0411:0013:0015:0017:0019:05

※1  日祝運休
※2 土日祝運休

 

「公園前」下車後、中央レンタサイクルターミナル「サンライズ糸山」へは徒歩10分ほどです。すでに自転車を借りているor自分の自転車を持参の方は、波止浜港~馬島港のフェリーでプチ・クルージングで旅を始めるのもオススメ!エレベータで橋へと上がることができますよ。

 

<「なみとみなと」からスタートする場合のレンタサイクルの借り方>

ターミナルアクセスメリット
プランA「サンライズ糸山」で自転車を借りる。・「なみトみなと」からバス+徒歩10分・自転車の種類や台数が多い。
・尾道や島で乗捨て可能。
プランB「今治駅前サイクリングターミナル」で自転車を借りる今治駅から「なみトみなと」まで自転車で約40分。・早朝出発ができ、旅程に余裕ができる。
・尾道や島で乗捨て可能。

 

<尾道からスタートする場合のレンタサイクルの借り方>

ターミナルアクセスメリット
プランA「尾道港」で自転車を借りる。尾道駅から徒歩5分。・便利な立地。
・自転車の種類や台数が多い。
・今治や島で乗捨て可能。
プランB町の自転車店「Red Bicycles Onomichi」で借りる。尾道駅から徒歩10分。尾道商店街の中の自転車店。初心者向けの軽快なロードバイクに乗れる。

 

おすすめのルートは?

 

初心者向けルートマップを作ってみました

アップダウンの多い上級者向けルートに注意

計画にはやはり紙の地図が便利!

 

「しまなみ海道」には”メインルート”と呼ばれる最短ルートの他、各島々の外周にもサイクリングルートが整備されています。初心者の女性ひとり旅でも、1泊2日の行程ならば、メインルートだけでなく外周ルートにも足をのばすことが十分にできると思います。アップダウンが続く上級者向けのルートもあるので、事前のチェックが必要です。ビギナーでも走りやすいルートを中心にサイクリングマップを作成してみました。

 

 

ーおすすめルート初めてでも走りやすいオススメのルートを厳選。この中から実際に走るところを選ぶといいと思います。
●立寄り・絶景オススメの立寄りスポットや絶景ポイント。しまなみ海道を大満喫できるはずですよ。
●ランチ・カフェオススメのお昼ご飯&喫茶のスポット。美味しくて雰囲気がいい所をピックアップしています。
●宿泊施設オススメの民宿やゲストハウス。女性一人でも泊まりやすい宿泊施設を選んでいます。
●レンタサイクルしまなみ海道の公共レンタサイクルターミナル。どこでも自転車を借りたり返したりできます。
●公衆トイレ道の駅や商店などがあまり無いエリアにある公園内のお手洗いをピックアップ。

※地図中のマークをクリックすると詳しい情報が表示されます。

 

 

スマホの「Googleマップ」アプリで表示する方法
上の地図はスマートフォンの「Googleマップ」のアプリで表示すると便利かと思います。まずはこのページを見ているウェブブラウザ(Chrome、Firefox、IEなど)とスマートフォン上の「Googleマップ」アプリにて、同じGoogleアカウントでログインしてください。
 ①.上の地図タイトル右横にある☆印をクリックしてスターを付ける(☆⇒★)
 ②.スマートフォンで「Googleマップ」アプリを起動
 ③.下の方にある「保存済み」をタップ
 ④.マイマップ > 【ビギナー編】しまなみ海道サイクリングおすすめルートマップ

 

紙の地図もおすすめ

 

それぞれのルートの距離やアップダウンなどの詳しい情報は、私たちが出版している紙の地図『しまなみ島走MAP』でチェックすると便利です。しまなみ島走MAPはそれぞれの島ごとに1枚ずつの大きな地図になっているので、テーブルの上に広げて全体を見渡せます。

 

 

気になったスポットがあったらペンで丸!情報をどんどん書き込めば自分だけのしまなみ島走MAPの完成です。旅先から帰って、実際に走ったルートをペンでなぞれば、サイクリングの思い出がよみがえります♪

 

[広告]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:サイクリングマップのサンプル

 

「しまなみ海道が大好きになるような地図を作りたい……。」 しまなみ海道を愛する「なみトみなと」スタッフが島内の道という道をすべて実際に自転車で走って作りこんでいます。「こんなルートもあるんだ!」「つぎはここに行ってみたいな」……お気に入りの島を見つけ、何度も何度も「しまなみ海道」を訪れてほしい、そんな願いを込めて。ぜひ、このガイドマップを片手に、しまなみ海道の島々を巡りにいらしてください。

 

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

宿泊施設・手荷物配送

おすすめの宿は?

 

島にもゲストハウスが続々と誕生

旅の情報交換ができる宿がおすすめ

一期一会の出会いが楽しい

 

しまなみ海道エリアでは「ゲストハウス」が続々と誕生!宿にもよりますが、ゲストハウスは基本的にドミトリー(相部屋)タイプの素泊まり宿。シャワー、トイレ、キッチンなど共有ですが宿泊料金がリーズナブルでハートフルなのが魅力♪ 旅人同士の交流や情報交換の場としても利用価値ありかも!

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道の宿泊施設マップ

 

ゲストハウス「なみトみなと」にご宿泊いただいているゲスト様が、実際にしまなみ海道サイクリングや原付バイクツーリングで泊まることが多い宿をピックアップしてみました。しまなみ海道エリアには個性的な宿も多く、相部屋の場合でも女性専用のお部屋を利用できる宿泊施設もあるので、チェックしてみるといいと思います。

 

島で宿泊し1泊2日や2泊3日でのんびりゆったり自転車旅もおすすめです。もししまなみ海道滞在の日程に余裕があれば、同じお宿に何泊か連泊して、ディープに島巡りツーリングを楽しんでみるのもGOODですよ♪

 

<しまなみ海道沿線のおすすめ宿泊施設>

エリアゲストハウス特徴女性ドミ料金HP
尾道あなごのねどこ尾道の商店街にある昔ながらの町屋をリノベーションしたレトロなゲストハウス。名前の通り、正面からは想像できないほど奥に長~い作りで、廊下を通り抜ける時のワクワク感が堪らない。2,900円~詳細
尾道フジホステル海外の旅行者にも人気が高い尾道のゲストハウス。尾道の町の中心部にあるため、商店街や千光寺公園方面への尾道観光にも便利。サイクリングと尾道観光を両方楽しめる!2,500円~詳細
向島尾道ポポー尾道市街からも近い向島にあるアットホームな雰囲気のゲストハウス。「ポポー」とはオーナーさんの好きな北米原産のフルーツの名前♪3,300円~詳細
生口島NEST瀬戸田港近くの便利な立地にある部屋貸しタイプのゲストハウス。世界一周の旅から帰郷したご夫婦が開業。長期滞在も可能。5,000円~詳細
佐島汐見の家ゆめしま海道・佐島に2016年にオープンした古民家ゲストハウス。土間や掘りごたつ、五右衛門風呂もあり、島暮らしを堪能できる。4,000円~詳細
弓削島とこのまゆめしま海道・弓削島の細い路地の入り組む集落にある古い民家を活用したゲストハウス。近くに、飲食店や商店もあるので離島でありながらも便利な立地。3,000円~詳細
大三島トマリギ2日間でしまなみ海道を縦断する方や大三島を観光したい方におすすめ。広いカプセル風のドミトリーは女性でも泊まりやすい。4,500円~詳細
大三島OHANAしまなみ海道を代表するパワースポット大山祇神社の近くのゲストハウス。2日間かけてしまなみ海道を縦断する方にもオススメ。2,900円~詳細
今治なみトみなとしまなみ海道の橋、来島海峡大橋から近い波方港の元フェリー乗り場をリノベーションしたゲストハウス。どの部屋からも瀬戸内海の絶景を眺めてのんびりと過ごせる♪3,200円~詳細
今治シクロの家今治の中心地にある今治駅前の立地が便利なゲストハウス。サイクリングの情報が非常に充実。周辺に飲食店や銭湯も多く、サイクリングだけじゃなく今治観光も楽しみたい人におすすめ。3,200円~詳細

 

海を眺めてのんびり過ごす

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ゲストハウス「なみトみなと」の外観

 

瀬戸内海の穏やかな海と行きかう船を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。今治市の波方港にあるゲストハウス「なみトみなと」は、しまなみ海道や波方半島のサイクリング拠点宿。地元食材を使ったカフェ&バー「シクロカフェ」も併設しています。しまなみ海道の本を読みながら、慌ただしい日常からスイッチオフ。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ゲストハウス「なみトみなと」の滞在イメージ
[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ゲストハウス「なみトみなと」の滞在イメージ
[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ゲストハウス「なみトみなと」の滞在イメージ

 

 

 

荷物の配送サービスは?

 

1日で走破なら佐川の当日配送サービス

2日以上ならヤマトや郵便の配送サービスも

当日便が使える宿泊施設かどうかをチェック

 

「しまなみ海道」では今治~尾道の宿泊施設間で当日荷物配送のサービスが佐川急便によって提供されています。1日でしまなみ海道を走りたいので、例えば朝に今治で荷物を預けて尾道で夕方に受け取りたいという場合にこの佐川急便「しまなみ手ぶらサイクリング」が便利です。ただし今治市内・尾道市内それぞれの提携宿泊先に泊まる場合に利用できます。もちろん「なみトみなと」も提携宿泊施設となっています。

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:手荷物の当日配送サービスのイメージ

 

途中の島で宿泊して2日間以上でしまなみ海道を縦断する場合、最低限の荷物だけを持ってサイクリングをして、大きな荷物は尾道へ送っておくという方が多いです。この場合、通常配送の郵便局やヤマト運輸を利用でき、翌日の朝以降に尾道で荷物の受け取りが可能です。郵便局留めや配送センター留めも便利です。

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

ガイドブック

ベストなガイドブックは?

 

しまなみ海道のサイクリングの醍醐味といえば、連なる橋と多島美の風景の中を駆け抜ける爽快感!でも、ただ走り抜けるだけじゃなく、島のグルメや立ち寄りスポットも満喫したい!!そこでおすすめするのが、しまなみ海道ガイドブック『しまなみ島走BOOK』。原付バイクツーリングにも使える情報満載ですよ。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ガイドブック「しまなみ島走BOOK」

 

『しまなみ島走BOOK』は、しまなみ海道の自転車旅行ガイド、宇都宮一成(通称なりちゃん)が、島々を走り尽くして書き上げたガイドブックです。奥さんのトモ子さんとふたりでとタンデム自転車で10年間かけて88ヶ国の国々を旅してきた彼はいわば旅の達人!実はゲストハウス「なみトみなと」には実際に2人が旅した自転車の展示もしています♪

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:宇都宮一成・トモ子夫妻
世界を旅したサイクリストの視点で

 

“自転車で旅するということは、見所から見所への単なる移動ではなく、むしろ移動している最中に楽しみがあります。ふりそそぐ光や風、地元の人と交わす会話、思わぬ発見にふと立ち止まる瞬間…。この本が、そんな自転車旅ならではの出会いのきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。” (『しまなみ島走BOOK』より)

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ガイドブック「しまなみ島走BOOK」サンプルイメージ
[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ガイドブック「しまなみ島走BOOK」サンプルイメージ
[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:ガイドブック「しまなみ島走BOOK」サンプルイメージ

 

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

安全に走る

トラブル予防策は?

 

長距離走行に慣れない初心者にも「しまなみ海道」を思う存分楽しんでもらいたい!そのためには走り出す前の確認が大事です。とくに自転車をレンタルする場合には実際に試乗してみて、以下のポイントに注目してチェックしてみてはいかがでしょう。

 

タイヤに空気がしっかり入っているか

ブレーキに不具合がないか

試乗して変な音がしないか

サドルの高さはちょうどいいか

ライトはちゃんと点くか

 

自転車は「しまなみ海道」で1日中、旅をともにする相棒です。どんなに注意していてもパンクなどのトラブルが起きてしまうことはありますが、こうした確認をしているか、していないかでだいぶ安心感が違うと思います。

 

気を付けることは?

 

慣れない自転車で・・・景色に見惚れすぎて・・・ついついスピードを出しすぎて・・・。自転車で走りやすく整備されている「しまなみ海道」でも、安全な走行のために気を付けるべきこと3項目を挙げてみます。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:マナーを守ってサイクリング
ルールとマナーを守って思い出づくり

 

基本の左側通行

車道でもサイクリングロードでも、基本は左側通行。いま一度「自転車はどこを走っていいのか」、道路交通法などを再確認してみると「ああ、勘違いしていた!」と発見があるかもしれません。「しまなみ海道」では原付やクルマと道路をシェアする部分もあり、自転車で走るスピードも人それぞれ。2人以上で走るときは、横並びにならず、一列で前の人と間を空けて。

 

坂道は無理せず

上り坂がつらい時は、ギアを軽くすることはもちろん、自転車から降りて押歩くのもOK。無理に自転車に乗らないという選択が怪我の防止につながることも。一方、下り坂はスピードの出しすぎに注意!減速は、少しずつスピードを落としていくというイメージで、数回に分けて左右のブレーキを同時に握って行いましょう。

 

安全に自転車を停める

素敵な景色に出会えたら、すぐに停まることができるも自転車旅や原付バイク旅の魅力。ただし「しまなみ海道」の絶景ポイントには、橋の上やアプローチ道など道幅が狭い場所も。来島海峡大橋の支柱付近や急カーブなど見通しが悪い場所もあります。安全を確保して広い場所に自転車やオートバイを停めてから写真を撮りましょう。

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

おすすめ立寄りスポット

おすすめのグルメは?

 

温暖な気候と豊かな漁場に恵まれた瀬戸内海・しまなみ海道エリアは、”海の幸” も “山の幸” も、ここでしか食べられない食材&グルメが盛りだくさん!島で食べるランチや晩ご飯は、自転車で頑張って走った自分へのご褒美です♪ しまなみ海道サイクリングで食べておくべきグルメをピックアップしてみました。

 

瀬戸内の海鮮

しまなみ海道を訪れたら絶対に食べていただきたいグルメといえばこれ!鯛、タコ、イカはもちろん、ハマチにアジ、カレイにメバル、そして大きな車海老、さざえ、セト貝、ウニ・・・と挙げればきりがないですが、所違えば魚も違う!瀬戸内ならではの魚介をぜひ楽しんでほしいです。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:瀬戸内海の海鮮でランチ

 

定番の海鮮丼や刺身定食だけじゃなく、煮魚や鯛めし、タコの天ぷら、じゃこ天、旬の魚のカツバーガーなど地元ならではの食べ方も楽しい!お店の人に旬な魚を聞いて注文するのもおすすめです。素材の味を活かした料理をぜひ味わってみてください。

 

<しまなみ海道で海鮮丼を食べるなら>

大島能島水軍宮窪町漁協が直営のレストラン。地魚がふんだんに載った海鮮丼スペシャルが贅沢♪地図
大島大島のサイクリングメインルート沿いにある地魚を堪能できる活魚料理のお店。地図
大三島よし川店内に生け簀もある地元の魚料理を食べられる食堂。海鮮丼は卵の黄身を溶くと美味い!地図
大三島大漁約60種類の小皿がならぶ、行列必至の人気食堂。「全部のせ丼」はボリューム大。地図
生口島しまなみロマン瀬戸田のフェリー乗り場すぐ近くの食堂&土産物店。レモンポーク丼もおいしい。地図

 

<その他、海の幸を堪能できるお店>

今治カフェ魚夢魚屋さんの娘さんとブラジル人の旦那さんが営むカフェ。日替わりの魚料理が最高!地図
今治潮里大浜漁協の小さな食堂。鯛カツバーガーや鯛めし、鯛だしうどん等を気軽に。地図
大島島じゃこ天土日祝限定。道の駅「いきいき館」に揚げたてじゃこ天の実演販売が登場。地図
大三島喜船新鮮な刺身に季節の創作料理、地魚の煮魚定食。せっかくだからちょっと贅沢を。地図
生口島ちどり名物のタコを使った御膳やアナゴ丼などを楽しめる老舗お食事処。耕三寺すぐそば。地図
生口島しま一地元産の新鮮な刺身のタコや天ぷらがおいしい。ちょっと高いけどアナゴ丼も美味。地図
尾道たまかんぞう地場の魚料理をメインにお酒も楽しめる人気の居酒屋。サイクリング後のご褒美に。地図

 

 

いんおこ

因島のソウルフードといっても過言ではない「いんおこ」とは因島のお好み焼きのこと。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:因島名物のいんおこでランチ

 

因島の土生(はぶ)という造船の町には、なんと20~30軒のお好み焼き屋さんがひしめき合っています。最盛期には50軒以上もあったとか。造船で働く人がお腹いっぱいになるようにと、うどんを入れるのが特徴。具材はお店によってさまざまで、選ぶのが楽しい!

 

因島お好み 越智長年使い続けた鉄板で焼くから油をひかなくても焦げない!目の前で焼き上げるわくわく感が堪りません♪地図
因島お好み焼うえだ真ん丸な形と味にこだわった地元の人気店。さっくりとした焼き上がりでミツワの半トンソースがよく合う!地図

 

 

今治鉄板焼き鳥

今治の焼き鳥は、ひと味もふた味も違います!これを食べずして帰るべからず!一見、入りにくそうな見た目の居酒屋さんでも、地元の常連さんがウェルカムな雰囲気なので女性ひとりでも楽しいですよ♪

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:今治名物の鉄板焼き鳥

 

今治の「焼き鳥」は、串に刺して炭火で焼く一般的なものとちがい、鉄板焼きスタイルが主流。さらに専用の鉄のプレス器で押して押して焼く独特の調理法。造船所が多く鉄板の加工が簡単だったとか、せっかちな今治人に合わせて生まれたスタイルだとか。タレは醤油ベースで甘辛さがくせになる美味しさ。

 

波方十味鳥今治名物の鉄板で焼き上げる「今治焼鳥」の専門店。ご近所の常連さんが多い地元の人気店。地図
波方いってもんてまんて「なみトみなと」からも近い今治鉄板焼き鳥のあるガレージスタイルの居酒屋さん。地元常連でにぎわう。地図
今治市街頼登今治焼き鳥はもちろん、一人用の刺身盛り合わせもあり。旅行者にも地元民にも人気。地図
今治市街佐松今治の中心街からは少し離れたところにある今治焼き鳥の隠れた名店。どれもうまい。地図

 

 

おすすめのスイーツは?

 

しまなみ海道の女子旅サイクリングに欠かせないのは、地元名産の柑橘や特産品を使ったスイーツの数々!ここでしか食べることのできない激レアの絶品もあるので要チェック!

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:はっさく大福やジェラートなどのスイーツ

 

因島の名産「はっさく」が白あんと餅で包まれた「はっさく大福」はサイクリストに大人気。昔ながらのラムネ工場でここでしか飲めない懐かしの味に感動!しまなみ海道では、ソフトクリームやアイスにもいろいろなバリエーションがあります。柑橘を使ったイタリアンジェラートや伯方の塩を使ったちょっとしょっぱいソフトクリーム、レモン農家さんがつくるレモンリキュールのモナカアイスなどなど。島々で味わうこうした「補給食」もサイクリングの大きな楽しみ!

 

伯方島伯方SCパーク伯方島の道の駅の名物は「伯方の塩ソフトクリーム」。目の前のビーチでひと休み♪地図
大三島リモーネレモン農家さんのレモンリキュールショップ。可愛らしい店内にはレモングッズも。地図
生口島島ごころ自転車の旅人が休憩できるスペースあり。名物レモンケーキを頬張り小休憩。地図
生口島ドルチェいつも行列ができるしまなみ海道スイーツの大定番。どれにしようかとても迷う…。地図
因島はっさく屋因島大橋を眺めながら人気の「はっさく大福」を。季節によってブドウ大福なども。地図
向島後藤鉱泉所昔からの製法で昔の瓶を使って作るラムネやサイダー。瓶は貴重につき持帰り不可。地図

 

 

おすすめのカフェは?

 

しまなみ海道やその界隈では、ここ数年でかわいいカフェや喫茶店、コーヒー屋さんが急増中!瀬戸内海の絶景を眺めながら素敵な時間を過ごせる場所や、こだわりのコーヒーやケーキを楽しめるお店も。しまなみ海道サイクリングでは「カフェ巡り」をテーマに旅する女性が増えています!

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:瀬戸内海らしいオシャレなカフェ

 

しまなみ海道の島々の中で、特に大三島にはIターンやUターンの移住者も多く、ここ数年で次々と素敵なお店が誕生しています。メインルートからちょっと離れたところにも島の魅力をたくさん発見できるはず!ただし、営業日や営業時間には要注意。臨時休業にも気を付けて。

 

エリア店名コメント地図
今治アポニー今治のコーヒー好きが集まる街の自家焙煎コーヒー店。ネルドリップで一杯一杯丁寧に淹れた極上の一杯!地図
大島石のカフェ大島特産の石「大島石」を大胆に使ったカフェ。牛すじカレーも人気。メインルート沿いにあり立寄りやすい。地図
伯方島Patisserie T’s Cafe 玉屋伯方島出身のパティシエ国貞さんのケーキカフェ。地元の果物を使ったケーキと美味しいコーヒーを。オーシャンビューも素晴らしい。地図
大三島オミシマコーヒー焙煎所(閉業)しまなみ海道で人気のコーヒー豆の焙煎所。古民家を改装したオシャレなカフェスペースでネルドリップのコーヒーを。地図
大三島大三島みんなの家大山祇神社の参道にある昔、法務局だった建物をリノベしたカフェ。夜は大三島のワインバルに変身。現在はワイナリーになっています。地図
大三島大三島ブリュワリ―島のクラフトビール醸造所。大三島に一泊するなら絶対に飲みたい絶品ビール!ボトルで量売りも。地図
生口島自転車カフェ&バー 汐待亭瀬戸田のしおまち商店街にある古民家を再生したカフェ&バー。オーナーさんは自転車整備士。地図

 

温泉やシャワーはある?

 

しまなみ海道エリアではシャワールームの整備も進んでいます。温泉も何軒かあり、地元ならではの銭湯も魅力的です。「電車や新幹線に乗る前にシャワーを浴びたい」そんな時に便利な銭湯・シャワー情報をまとめてみました。思いっきり汗をかいた後はシャワーや温泉でさっぱり♪

 

エリアタイプ場所営業時間料金備考
今治シャワーGIANTストア今治9:00-19:00400円タオルレンタル込。レンタサイクル利用者は無料。
今治シャワーシクロの家16:00-21:00400円ボディソープ・シャンプー・タオルレンタル込。宿泊者無料。
今治シャワーサンライズ糸山8:00-17:00100円レンタサイクル利用者のみ。4-9月は20:00まで利用可。
今治温泉喜助の湯10:00-24:00600円~JR今治駅近く。設備の充実した天然温泉スーパー銭湯。
大三島シャワー道の駅「御島」8:30-17:00200円道の駅内の設備。
大三島温泉多々羅温泉 閉館10:00-20:00310円多々羅大橋近くの天然温泉。
大三島温浴マーレ・グラッシア10:00-20:30510円大三島宮浦にある海水温浴施設。
尾道シャワーOnomichi U2 の道路側7:00-21:30100円/5分Onomichi U2の北側の道路に面したコインシャワー。
尾道銭湯栗原温泉15:00-21:00430円地元の銭湯。
尾道銭湯大栄湯16:00-21:00430円地元の銭湯。

※最新の情報は各施設へお問い合わせください。

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

公共交通

便利なフェリー航路は?

 

しまなみ海道のサイクリングに便利な船の航路をピックアップしてみました。瀬戸内海の旅には船も似合います。クルージング気分も味わえますよ♪ それに万が一、体調不良や疲労・トラブル等で途中リタイヤする場合にも、利用できる航路を知っておくといいかもしれません。

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道の航路図
しまなみ海道の主な航路

 

今治⇔土生
旅客船
今治と因島を結びます。大島・伯方島・上島町(ゆめしま海道)の島々にも寄港。土生港の乗り場は「中央桟橋」なので注意。自転車積載不可の便は要チェック。
芸予汽船
今治⇔宗方
フェリー
旅客船
大崎上島の木江港行のフェリーや、とびしま海道の岡村港行の旅客船が、大三島の宗方港に寄港。大三島のミュージアムめぐりや、しまなみ海道ハーフライドに便利です。
大三島ブルーライン 今治市営船舶
瀬戸田⇔尾道
旅客船
1日7往復。瀬戸田港は瀬戸田観光案内所レンタサイクルターミナルからも近いです。しまなみ海道を半分だけ楽しむサイクリングプランによく使われます。
瀬戸内クルージング
土生⇔三原
旅客船
1日12往復している旅客船。片道40分。三原港から山陽新幹線(在来線)のJR三原駅までは徒歩5分。三原港には広島空港行きのリムジンバスも停まります。
土生商船

※旅客船には原付バイクの積載ができません。フェリーは可能です。

 

 

便利なバスは?

 

しまなみ海道ではバス路線が充実しており、島に暮らす方々の大切な移動手段のひとつとなっています。それぞれの島内を周る路線バスのほか、今治と尾道の間でも高速バスが運行。しまなみ海道の一部をサイクリングする時によく使われるバス路線を紹介します。

 

[イラスト]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道のバス路線図
しまなみ海道のバス路線図

↑しまなみサイクルエクスプレスは廃止になりました。

 

大三島までは愛媛県今治市なので、路線バスが充実。30分~1時間に1本程度あります。大山祇神社前や大三島BS、伯方島BSはレンタサイクルターミナルから近いので自転車を返却後、バスに乗って今治へと戻ることができるので便利です。

 

今治から尾道へバスで移動するには、福山行きの高速バス「しまなみライナー」にのり、因島大橋バス停にて尾道行きの「土生~尾道路線バス」に乗換え。こちらはもちろん毎日運行しています。

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

しまなみ海道のブログ

 

📝現地からの情報発信

しまなみ海道サイクリングの現地情報を発信されているウェブサイトやブログをピックアップ。新しい店舗やサービスの情報も、いち早くゲットして素敵な旅を!

 

■ナリちゃんの「しまなみ島走中」

NPO法人シクロツーリズムしまなみのスタッフ宇都宮一成のオフィシャルブログ。

URL: https://www.cyclo-shimanami.com/blog/

 

■Shimanabi

生口島にあるゲストハウス「島宿NEST」が運営しているしまなみ海道の情報発信ウェブサイト。

URL: https://shimanabi.com/

 

■しまなみ自転車ツーリングTips

しまなみ海道在住のサイクリストにより総合的なサイクリング情報を発信されている個人メディア。

URL: https://touring-shimanami.com/

 

■はじめてのしまなみ

しまなみ海道近郊に在住のサイクリストが訪れた店舗情報などを詳しく紹介している個人メディア。

URL: https://shimanami-cycling.net/

 

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

さいごに

「初めてのしまなみ海道サイクリング、とても楽しかったです」「素敵な写真がたくさん撮れました」「しまなみ海道にまた来たいです」こうしたお話を聞けることが、しまなみ海道に住む者として、自転車好きとしても幸せな瞬間です。初めてしまなみ海道をサイクリングされる方でも、思う存分楽しんでいただきたい、素敵な思い出を持ち帰っていただきたい、そんな想いで当ページを作成いたしました。

 

[写真]しまなみ海道 自転車・原付バイクの旅:しまなみ海道をツーリング

 

皆さまのサイクリングや原付バイクツーリングの計画に少しでもお役に立てれば幸いです。しまなみ海道、今治で皆様とお会いできることを『なみトみなと』スタッフ一同楽しみにお待ちしております。

 

 

[区切り線]しまなみ海道の自転車・原付バイクの旅をイメージした区切り線

 

 

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